時間と金をムダにするな。英会話スクールで効率的に英語を上達させる方法とは

2019.04.17

英会話スクールで英語を上達させたい、という生徒さんの中には時折こんな質問をする人がいます。

 

「どのくらいの期間スクールに通えば、英語を話せるようになりますか?」

 

これはとても難しい質問で、100人いたら100通りの答えがあります。

当然ながら、それらは個人の学習歴や目標によって全く異なってくるからです。

その人の英語の単語・文法知識の量、英語学習に割く時間量、どんな勉強の仕方をするか、どのレベルまで話せるようになりたいか。

 

みんながみんな同じわけがありません。

 

ただ一つ間違いないのは、英会話スクールで週1回のレッスンを受けるだけで英語がペラペラになることはまずないということ。

普通に考えたらわかりますよね。

週1回だけ野球の練習をしてもチームのレギュラーにはなれないし、週1回だけ数学の勉強をしても大学受験で合格することは難しいでしょう。

 

ただもちろん、全く意味がないとは言いません。

何もしないよりは、短い時間数でも得られるものは確実にあります。

 

ただ、もし英語を本当に上達させたいのであれば、せっかくの短いレッスン時間を「ただ受けるだけ」で過ごすのではなく、最大限に有効に使うべきだと思うのです。

 

英会話スクールのレッスンで陥りがちな状態

わたしは英会話スクールで1日に何人ものカウンセリングをしていましたが、英語学習者がスクールに通う理由のトップ3は以下のような感じです。

 

① 趣味や習い事として英会話を楽しみたい人

② 旅行で英語を使えるようになりたい人

③ 本気で英会話を習得したい人

 

①②のタイプは楽しみながら長く続けたいという人が多く、通うことそれ自体が目的という人もいるため、すぐに辞めてしまう人はあまりいません。

逆に、短期間で飽きて辞めてしまう率が高いのは③の本気タイプの人

 

なぜか。

 

英会話スクールでは、ネイティブの先生と教科書に沿って会話を交えながらレッスンをしていきます。

 

・初めて外国人から英語で話しかけられ、聞き取れなかった英語が少しずつわかるような気がしてくる。

・今まではまともに話したことがなかった英語を自分の口で発して、受け答えがだんだんとできるようになっていく。

 

誰しもはじめのうちは、そんな新鮮な楽しさがあります。

 

しかし続けていくうちに、毎回教科書のページは違えど、なんとなく同じようなことの繰り返し。

先生とのお話は楽しいけれど、最初の緊張感やフレッシュさがなくなり、内容も少しずつわからなくなってきたり。

でも、あれ・・気づいたら半年も続けているけど、あまり上達していない。

 

それもそのはず、週1回ずつしかレッスンをやらない英会話スクールという形態は、英語に慣れることには向いていますが、話せるようになるためにはとんでもなく効率が悪いからです。

 

英会話スクールは効率が悪い!?

 

例えば週1回・50分のレッスンだったとしたら、1ヶ月の学習量は50分×4で200分。

これを1年で計算すると、たったの40時間なんですよね。

 

英語学習に関する書籍や研究では、英語を話せるようになるために日本人が必要な学習時間は約3000時間と言われています。

 

英会話スクールの学習ペースでこれを達成するには、なんと75年もかかるんです!

もちろん、中学・高校での学習量も加味するともう少し時間数は減るかもしれませんし、勉強の内容や密度によっても変わってはきますが。

それでも、圧倒的に上達のペースが非常にゆっくりであることは、一目瞭然ですよね。

 

 

効率重視なら「英会話コーチングスクール」

最近、首都圏でブームが高まっている「英会話コーチングスクール」などは、まさにこの点に目をつけたスクール形態。

「1日3時間の自習」などとルールを定め、プロの英語コーチに学習方法やスピードを管理してもらいながら勉強をしていくというスタイルです。

 

もし上記のペースで勉強を毎日しっかり続けたとしたら、先ほどの3000時間は約3年で達成できてしまいます

これはなかなか画期的なサービスですね。

完全に短期集中&結果にコミット型なので、「絶対にここまで上げたい」という具体的な目標を持つビジネスパーソンを中心に人気を集めているようです。

 

ちなみに英会話コーチングスクールで今人気があるらしいのが、こちらの「PROGRIT」


TOEIC200アップ保証や、効果が感じられない場合の30日間全額返金保証など、とにかく本気のスクールです。

どんなコーチングをしているのか、すごく気になります。笑

 

英会話スクールで効率的に学ぶには

とはいえ、コーチングスクールは予算オーバーだったり、地方に住んでいて行けないという方ももちろんいますよね。

そこで、英会話スクールを最大限に活用して効率的に学ぶ方法を考えてみます。

 

英語を話すために必要なスキル

わたしが各所で英語を勉強して話せるようになった経験から、英語を話すために必要なスキルは主に以下の4つ。

 

特にネイティブの先生とレッスンをする場合は、絶対に「ネイティブの先生としかできないこと」をするべきです。

では、この中でネイティブとしかできない学習はどれか。

 

答えは③の発音・イントネーションと、④の正しい話し方

 

①の単語と②の文法知識というのは暗記・蓄積していくものなので、正直自分でも本などを使っていくらでも学習できますね。

文法から学びに英会話スクールへ・・というのは本当に非効率的なのでやめましょう。自分でやることをお勧めします。

 

ネイティブとやるべきレッスン

まず、発音とイントネーションについて。

そもそも英語には、日本語にはない発音の方法がたくさんあります。

たとえば、「the」と「za」は、日本語の発音では同じ「ザ」ですが、英語では舌の位置と動かし方が違います。

また、「ra」と「la」なども同様。

発音は口の中の舌の動きなどを真似る必要があるので、なかなか本や動画などで独学で学ぶのは難しい部分があります。

 

イントネーションも同様。

映画やドラマで英語を話しているのを聞くと、「歌うように話している」と感じることはありませんか?

英語を話すときは、音の抑揚やリズムもとても重要。これがしっかりできていると、一気にネイティブの話し方に近づくことができます。

 

次に、「正しい話し方」というとちょっとわかりにくいのですが、これはシチュエーションごとに適切な表現を選んで伝わるように話ことができるスキルのことです。

せっかく単語や表現を知っていても、それをどのようなシチュエーションで使うのか、ということは実際に使いながら教えてもらわなければ習得することは難しいです。

最近ではYou Tubeなどでもそういった内容を説明する動画がありますが、一つ一つ見ていくと結構大変ですし情報が古いこともありますので、やはり対面でネイティブと話しながら学ぶのが一番効率的だと思います。

 

 

まとめ

英会話を習得するには、インプットとアウトプットのバランスがとても重要です。

スクールでは会話中心のレッスンとなるためアウトプットの時間が多くなりがちですが、知識の蓄積が足りないうちにアウトプットばかりしても思うように話せず、もどかしい思いをするだけになります。

なので効率的に学習をするためには、自習とレッスンのそれぞれの特性を活かして使い分けをしていくことが大切です。

 

①単語や文法の暗記などの蓄積をする(インプット=自習)

    ↓

②自分で覚えたことをネイティブとのレッスンの中で試し、習得する(アウトプット=レッスン)

    ↓  

③発音やイントネーションなどを練習し、正しい話し方を身につける(インプット=レッスン)

    ↓

④レッスンで習った発音・イントネーションの練習を自分でもする(アウトプット=自習)

    ↓

①に戻る

 

これだけで、英会話スクールで学ぶ効率はグンと上がります。

特にスピーキング力は格段にアップするはず。

自習に使う内容は、スクールのテキストでも、市販の単語帳や英語の本でも構いません。

とにかく知識の蓄積と練習を繰り返して、一つ一つ着実に身につけていくことが重要です。

 

ちなみに自習は、最初は短時間からでも構いません。

数分からでも、まずは毎日続けることが重要!わたしは、通勤の電車の中でいつも単語帳を見たり、道を歩きながら何気なく習った発音を復唱したりしていました。

すれ違った人からは変な人に見えてたかもしれませんが。笑

 

英会話スクールでの勉強に行き詰まりを感じていると言う方がいましたら、ぜひこれを参考にご自身の勉強方法を見直してみてくださいね。

それでは!

この記事を書いた人

AOI

4年勤めた会社を退職し、フィリピン留学・カナダワーキングホリデーを経験、TOEIC905点取得。オーストラリアで2カ国目のワーホリ後、英会話スクールでカウンセラーとして英語学習の相談や留学のアドバイスを行う。旅マニアでもあり、これまで訪問した国は15カ国。
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