今からでも遅くない!経験者が語る「社会人だからこそ留学するべき」3つの理由
「学生時代に海外留学をしておけばよかった。」という社会人は少なくないのではないでしょうか。
何を隠そう、まさにわたしもそう思っていた人間のひとり。
でも、実際に26歳の時に会社を辞め、初めて長期で海外留学をしてみて思ったんですね。
学生の時じゃなく、社会人になってからやってマジでよかった、と。
学生にありがちな特徴
学生留学の実体験
大学3年生の時、わたしは自分でアルバイトをして貯めたお金で、1カ月だけカナダへ短期留学に行きました。
・・ですが、夢にまで見た憧れの海外留学は、思っていたものとは少し違っていて。
わたしが通っていた学校には15〜18歳くらいの若い留学生が多く、クラスメイトが授業全然集中しなかったり、騒いで授業が止まってしまうということが日常茶飯事。
せっかく高いお金を払って、海外に勉強しに来ているのに・・と残念な気持ちになったのをよく覚えています。
ただそういう不真面目な学生って、家がお金持ちで親にお金を出してもらって来ているという人が多かったんですよね。
自分でちゃんと働いたこともなく、親に当たり前のように買い与えてもらった「留学」なら、一生懸命がんばろうという気が起きないのも無理はありません。
思えばわたしもそうだった
この短期留学の時は、「ふざけんなくそー!」と腹が立ったものですが、よく考えれば過去に自分も全く同じことをしていたなあと。
高校や大学では学校の授業はほとんど聞かず寝ていたりして、テスト前だけ単位落とさないように勉強する感じでした。
大学に至っては授業なんかそっちのけで、友達と遊ぶことやアルバイトばっかり一生懸命やったり。
わたしの周りの大学の同級生も、社会人になってから「なんで大学でもっと真面目に勉強しなかったんだろう・・!」と言っている人がたくさんいます。笑
これって、つまるところは当事者意識の問題なんですよね。
お金を払って学校に来ている、だからしっかり勉強する。という意識は、少なくとも当時のわたしにはほぼありませんでした。
なぜなら、それは自分で働いて払ったお金ではないからです。
こんなわたしがもし裕福な家庭に生まれていて、親にお金を払ってもらって学生留学に行っていたとしたら・・その留学、本当に有効活用できていたかな?と、非常に疑問に思います。
「社会人だからこそ」のメリット
自分を追い込むことで成果が倍増する
社会人が会社を辞めて海外留学をする場合、ほとんどの方が自分で稼いだお金で行きますよね。
だからこそ、ほとんどの人は必ず達成したい目標や、何かしらの覚悟を持って留学に臨みます。
「字幕なしで映画を観られるようになりたい。」など。
そして、会社を辞めてまで来ているという思いがあるため、目標達成に向かって頑張ろうとする意識が自然と湧いてきます。
自分に厳しくストイックに留学に臨むことができるため、新しいことをどんどん吸収して、自分自身の力にしていくことができるんですね。
逆に会社を辞めずに休職や休暇で留学した場合でも、「時間」という制約がありますよね。
それにより限られた期間内で結果を出そうとするため、普段以上に勉強に打ち込むことができ、結果的に高い成果を出すことに繋がるわけです。
効果的に時間を使える
社会人になると、普段の仕事が忙しく、自分のやりたいことや勉強に時間を割けない人は多いのではないでしょうか。
わたしは完全にそのパターンで、4年間もの間ずっと英語の勉強をしようと思い続けていたにもかかわらず、結局留学に行く直前まで何もしませんでした。。
完全にダメな大人のや〜つ。
そんなわたしでも、留学中は学校へ通っている間、1日8時間以上も英語の勉強をしていました。
というのも、社会人の時には少なくとも1日8時間は仕事をしていたので、単純にその時間を留学中そのまま勉強に割いたということになります。極めてシンプル。
さらに言うと、日本で自分の仕事があまり好きではなかったので、その反動で英語の勉強がとても楽しく感じたというのもあります。笑
なので、今の仕事が嫌いな人ほど留学での勉強効率は高まることでしょう。たぶん。
出会いの価値が桁違い
留学先では本当に様々な年齢や国籍の、たくさんの人と出会って話すことができます。そういった人たちは、職業やこれまでの人生の経験も本当に様々。
会社を辞めて留学に行く場合、転職など何かしらのキャリアチェンジを考えている人が多いと思いますが、それは日本以外から来ている外国人も同じこと。
わたしがカナダでワーホリをしたときのクラスメイトは中東や南米出身の人が多く、30〜50代くらいの年齢の人がたくさんいたのですが、英語を今の仕事に活かしたい人、カナダに移民したい人、自分でビジネスを立ち上げようと思っている人など、色んな話を聞きました。
もしわたしが大学生だったとしたらおそらく、ただ「へぇ〜すごいなぁ・・(よくわからん)」と思ってあまりピンとこなかったことでしょう。
一方で、社会人を一度経てから様々な人の人生経験などを聞くと、自分だったらと置き換えて考えてみることができたり、将来を考える上でのヒントをたくさんもらえるんですよね。
もし自分の関わりがある業界や職種の人と出会えれば、今後の仕事に活かせるコネクションが作れることもあるかもしれませんね。
結論、社会人留学の方が圧倒的にコスパが良い。
ここまで書いておきながら一応補足しておくと、今回の説については、意識高いきちんとした社会人にはぶっちゃけ該当しません。
「いや、学生時代から目標立ててしっかり勉強してたけど。」
「仕事どんなに忙しくても勉強はちゃんとやるでしょ。」
っていう方ね。マジで尊敬します。
逆にわたしみたいな、
「てかそんなにたくさん頑張れないんだけど・・」「普通くらいにそこそこやっていきたいんだよね・・」
っていうくらいの人にはすごい合ってると思います。追い込まれないとやらないタイプね。
そういう人は親が200万円で買ってくれた留学より、自分の100万円で買った留学の方が絶対に良いものになると思うんですよ。
コスパが良いというのはこういう意味です。
なので、社会人だし今さら・・って思っている方も、年齢にとらわれずにぜひ留学を考えてみてほしいなあと思います。
ちなみにわたしの2年間の留学はこんな感じだったので、こちらもぜひ参考にしてみてください!
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